資本主義ゲーム攻略を目指すものぐさの雑記帳

この仮初めの人生の暇つぶしとして資本主義というゲームの攻略を目指しつつ、日々思ったこと、考えたことを取り留めもなく綴っていきます。

人生はポジショニングが8割

釣りみたいなタイトルをつけました。反省はしていない(キリッ
 
さて今回は、何かを変えたいと思った時、周囲の環境がいかに大事かということについて考えてみたいと思います。
 

バスケットボールではポジショニングが重要

1990年代の少年ジャンプの黄金期を支えた名作SLAM DUNK。
 
バスケど素人の主人公桜木花道が湘北高校バスケ部に入部し、ライバル達との勝負を経て、バスケットボール選手として成長していく様子が描かれています。
 
ストーリーの中で、湘北のキャプテン赤木が桜木にゴール下でのポジショニングについて教えるシーンがあります。
 

f:id:otbkjohn:20181224164935p:plain

 
バスケットボールのゴール下でのプレイングは、いかに良いポジションをとれるかが重要だと言われています。
 
良いポジションをとれると、ボールが来た時にとても有利に動くことができるからです。
 
パスを受ける前、リバウンドをとりに行く前のポジショニングが、そのワンプレイの勝敗を決するとさえ言えるかもしれません。
 

どういう環境に身を置くかというポジショニング

この良いポジションをとるということの重要性は、バスケットボールだけの話ではなく、私たちの日常にも同じようなことが言えるのではないかと思います。
 
つまり自分自身をどのような環境に置くかというポジショニングが大事なのではないか、ということです。
 
昨今、若年世代と高齢者の間の経済的な世代間格差が指摘されています。
 
一般的に我が国の高齢者は経済的に比較的豊かであり、若年世代ほどお金がないという現状がありますが、その主な理由はおそらく時代背景にあります。
 
現在の高齢者は高度経済成長期というボーナスステージを現役世代として生きてきました。
 
あらゆる物が不足していた時代、何かを作れば飛ぶように売れ、経済はどんどん成長し、労働者の賃金も見事な上昇カーブを描いていました。
 
対して、失われた20年に続く少子高齢化社会を生きる現役・若年世代の不遇は推して知るべしといったところです。
 
要するに高齢者は現役世代として生きていた時代が良かったということです。
 
これはいわば時代のポジショニングが良かったということですが、生きる時代は自分でどうにかできるものではありません。
 
しかし同様のことが労働者の賃金についても言えると思います。
 
一昔前に話題になっていたDeNAやGREEといった新興IT企業は、新卒採用でも破格の高年収を提示していました。
 
一般的に、これから伸びていく業界に身を置いてさえいれば、そこで働く労働者の給料も自然と上がっていきやすいものです。
 
逆に衰退していく産業でいくら頑張ったところで、賃金は一向に上がらないどころか、いずれはリストラの憂き目に遭うことになるかもしれません。
 
就職活動でも、どのような立場で働くかで待遇が決まるということを就活生もよくわかっているので、とにもかくにも大企業を志向する人が後を絶ちません。
 
ある意味ポジショニングの重要性をよくわかっていると言えます(ただし会社の規模や安定性を重視して就職先を決めるのは、既に良い選択とは言えなくなっているような気もしますが…)
 

何かを頑張る前に、良いポジションをとることを心掛ける

人間は思った以上に環境に左右されやすい生き物のようです。
 


ベトナム戦争時、アメリカ兵の約50%が戦争の辛さから逃れるために麻薬を使用していたといい、うち20%の兵士は深刻な麻薬依存症に侵されていたという。

さてここであなたに質問をしよう。ベトナム戦争が終結した後、アメリカ本国に戻った退役軍人のうち、何%の人が帰国後も麻薬を使用していたと思うだろうか?

答えはなんと1%以下である。ちなみにこれは、アメリカ人の平均的な麻薬の使用率とほぼ同様であるという。

結局、人間は環境の奴隷なのだ。意思とか気合とかではどうにでもならないものが私達を動かしているのである。
 
また何かを身に着けたいと思った時にも、そのスキルが必要とされるポジションにつけるかどうかが重要だということのようです。
 


夢のない話なんですが、実際には、どんなに努力しても、人が育ってポジションにふさわしい人材になるということはほとんどないんですよ。現実はその逆で、「ポジションが人を育てている」というのが実態です。
プロジェクトリーダーの能力を身につけるには、実際にプロジェクトリーダーというポジションにつけられ、プロジェクトリーダーの権限と義務と責任を持ち、それに適応するために悪戦苦闘するのが、圧倒的に能率がいい。
 
大学受験の世界では、有名進学校や大手の予備校が高い合格実績を誇っています。
 
その理由としてまず考えられるのが、カリキュラムが優れているということです。
 
しかしそれに加えて、周りの優秀なライバル達が皆、難関校合格を目指して一心不乱に勉強しているという環境の影響もとても大きいのではないかと思います。
 
いくら優秀であっても、自分ひとりで頑張らなければいけない環境で、あらゆる誘惑を断ち切ってたゆまぬ努力を続けていくのは容易いことではありません。
 
よく、どんな環境でも結局は自分がどう頑張るか次第だということが言われますが、周囲の環境に抗い、常に自分を律し続けるのはとても難しいことだと思います。
 
要するに、自分の目指すものに最適化された環境に身を置くことこそが重要ではないかということです。
 
まずそのポジションを得ることの方が、ただやみくもに頑張るよりもよほど大事ではないかと思います。
 
逆に良いポジションさえとれていれば、そこでもがいているうちに、自然と目標に近づいていけることになります。
 
  • どんな職場でどのような立場で働くか
  • どんなコミュニティに所属するか
  • どのような人と付き合うか
 
まずはどういうポジショニングをとるべきかを考え、どうにかしてそのポジションをとりに行く。
 
あとは周りにキャッチアップしていくだけで、自分の理想にぐっと近づけるのではないでしょうか。