私はセミリタイアを目指す身であり、界隈の方々()から破門されてしまうかもしれませんが、今日は仕事について以前から思っていたことを書いてみたいと思います。
やはり仕事にはワクワク感が欲しい
私は医療関係の仕事をしています。大学から専門の学部に入り、たいした就職活動もせず、今の仕事に就きました。
今いる業界は完全にブラック寄りだと思いますが、賃金などは同年代の平均と比べると、かなり恵まれている方だと思います。
しかし日々の仕事は完璧に出来て当たり前、そこに挑戦やワクワク感といったものはほとんどありません。
もちろんやりがいを全く感じないわけではありません。
ですが、基本的には決まりきった仕事をミスのないようにやる、そんな仕事が主です。
こんなことを言うと、仕事とはそういうものだ!と言われてしまいそうですが、少しずつ種銭が貯まりつつある今だからこそ言えることなのかもしれません。
初耳学というテレビ番組で、東進ハイスクールの有名講師である林修先生が高学歴ニートと呼ばれる人達に、仕事は「やりたい or やりたくない」ではなく「できる or できない」という軸で決めるものだということを言っていました。
私もどちらかと言えば、仕事は楽しいとかやりたいとか自分の都合ではなく、何をすれば相手をより満足させることができるか、という顧客の目線で考えるべきものだと思っています。
ですが最近になって、その仕事でどのくらい充実感が得られるかというのも、やはり仕事を続けていく上では大切なことだなと改めて感じます。
このブログで何度も登場している『幸福の資本論』で出てくる3大資本のうちの一つ、人的資本には、どれだけ稼げるスキルがあるかということだけでなく、自己実現という単純な金銭的価値では測れない要素も含まれています。
もちろんある程度稼げるということが前提になりますが、多くの場合一日の大半の時間を仕事をして過ごす以上、それなりに充実感を感じられるような仕事ができれば、日々の生活に張り合いというものが出てくるような気がします。
腕試しをしてみたい
自分はどれくらいビジネスの世界でやれるのか。
試してみたいという気持ちがこのところ、むくむくと湧き上がってきています。
今の業界は完全に年功序列の社会主義的な報酬体系であり、実際にどれくらい働いているか、どの程度の成果を挙げているのかという点は全く考慮されません。
もちろん私のいる業界だけでなく、ほかの多くの業界もそういった賃金体系になっていると思いますが、これもモチベーションを削ぐ要因の一つなのかもしれません。
私ももう良い歳であり、新卒からビジネスの世界に身を置いている人達に比べると、周回遅れもいいところです。
挑戦してみたところで全くダメかもしれない。
それでもチャレンジしてみたい。今はそんな心境です。